JR 只見線利活用プロジェクト「ISSIMO(イッシモ)」10台を納入

昨年12月。只見町へ、モータリスト合同会社(東京都大田区)が取り扱うイタリア・ファンティック社製のeBike ISSIMO(イッシモ)が10台納品された。
只見町では、今秋の只見線全線再開通を控え、只見駅や町内各所からの楽しい移動手段を確保し、持続的な地域振興につなげていくため、今後、町内観光、2次交通の主役の一人として活躍の予定。

モータリストでは今後の日本の観光需要などに欠かせない能力を持ちながら、イタリアンデザインならではの美しさを誇るISSIMOこそ、その役割を担えると考え、積極的にB2Bへの導入を進めてきた。今回の只見町の例はその成功例として、また初の地方自治体への10台という一括納入として、記念碑的な位置づけとなること期待している。

また、5月31日には、只見駅前にてISSIMOの町内各施設への貸与と試乗会を開催する。

施設は、只見駅インフォメーションセンター、森の分校 ふざわ、季の郷 湯ら里、奥会津ただみの森キャンプ場の4箇所に貸与される予定だ。


只見駅インフォメーションセンター


森の分校 ふざわ


季の郷 湯ら里


奥会津ただみの森キャンプ場

今後はこの縁を大切に只見町との関係もさらに深め、ISSIMOの今後の活用をサポートするとともに、ISSIMOのみならずモータリスト取扱商品によるイベントなどの企画も検討していく。

ISSIMOは、ファンティックの技術が投入された全く新しい未来型シティ向け・電動アシスト自転車。他に類を見ない独特のアルミダイキャスト製トラス・フレームが、あたかもモーターサイクルかのような外観を作り出すことに成功した。1970年代に同じ名前を持つモペッド(ペダル付きエンジンバイク)を祖に持つISSIMOは、ペダルアシストサイクル(電動アシスト付自転車)としてヨーロッパのデザインアワードをはじめ、日本でも賞を得るなど、そのスタイル、性能ともに高い評価を得てきたモデルである。

ファンティック・モーター社は、イタリア北東部、ベネツィアにほど近いトレヴィーソに本社を構える、モーターサイクルやeBikeの商品群で知られるメーカーだ。2014年にイタリアの投資家グループ、VeNetWorkの後ろ盾を得て経営が安定して以来、革新的なeBike(スポーツ・電動アシスト自転車)を発表し市場の先取りに成功すると、商品ラインアップを拡充。ファンティックの原点ともいえる「スクランブラー」スタイルに的を絞った「キャバレロ(CABALLERO)」シリーズを登場させ、その美しいスタイリングはたちまち欧州を中心に世界で高い評価を得る商品に育っている。一方で、その豊かなレース経験に支えられて開発された超軽量なトレール/トレッキングバイクシリーズ、XEFは20、125、250とラインアップを充実させながら、多くのメーカーがあきらめてしまったこのジャンルに商品を供給し続ける貴重なブランドとして、あらためて注目を集めている。同時に、エンデューロやモトクロスといった競技専用のモデルを用意し、先端イメージを醸成。いまやオフロード・モーターサイクルの世界では欠かせないプレイヤーとして認識されてきている。

モータリスト合同会社(2020年9月創業)は、モーター(エンジン)で駆動する乗り物(自動車はもちろん、eBikeやモーターサイクル、キックボードなど、駆動部を心臓に持つすべてのモータービークル)を愛するお客さま、すなわち「モータリスト」のため、世界のプレミアム・モーターサイクルの中でも「楽しさ」と「デザイン」を満たせる「本当に遊べる」モーターサイクルやeBikeに的を絞り、日本に紹介を続けている。

 

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